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2020年7月31日(金), 8月1日(土)「災害時外国人支援セミナー」を開催しました。

大分県の防災計画では、外国人は「災害弱者」になりがちであると言われています。外国人に関する防災の取組と災害時の対応について学ぶため、7月31日(金)、8月1日(土)の2日間にわたり、『災害時外国人支援セミナー』をiichiko総合文化センター・県民ギャラリーにて開催しました。

 

1日目は県、市町村、社会福祉協議会など地域で災害対応を行う機関・団体の担当者を、2日目は現地で外国人の支援にあたるボランティア、防災士、国際交流団体、留学生受入学校関係者等を対象としました。

 2日間共に前半の共通講義として、セミナーの冒頭には県防災対策企画課から県の全体的な災害対応体制について、県国際政策課からは多言語情報発信等の災害時における外国人支援について説明していただきました。続いて、立命館アジア太平洋大学(APU)言語教育センター長の本田明子教授からAPU留学生達にも参加してもらい、災害時における外国人の認識・反応とやさしい日本語の効果について、次に佐伯市あまべ商工会の谷口里美監理責任者から佐伯市米水津地区での技能実習生を取り込んだ防災の取組について説明していただきました。

後半の日替わり講義では、1日目は(公財)佐賀県国際交流協会の矢冨明徳企画交流課長から佐賀県における災害時の多言語支援の実施と市町村との連携について、2日目は(一財)熊本市国際交流振興事業団の八木浩光事務局長から熊本地震における熊本市国際交流会館での外国人対応の経験について講演していただきました。

 

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