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令和6年度 「日本語教室・日本語ボランティア研修(中級編)」を開催しました
10月5日、26日、11月2日の各土曜日に、昨年度に続いて2回目となる「日本語教室・日本語ボランティア研修(中級編)」を大分市内で実施しました。日本語教室で学習指導に従事している方や日本語ボランティアの方等、延べ45名の方が受講し、講師は7月に実施した初級編に引き続き、立命館アジア太平洋大学の本田明子教授に務めていただきました。
初日冒頭には、主催者を代表し県国際政策課の田吹課長が挨拶を行い、「今後も、地域日本語教室の運営や日本語ボランティア活動を通じて、共生社会おおいた、選ばれるおおいたにご協力をお願いしたい。」とのお話がありました。
◎講 師 :本田 明子 立命館アジア太平洋大学教授
(研修内容の概要)
〇回数:3回コース、1回6時間程度
【第1回】日本語を教える人のための日本語学ー「日本語」と「日本語文法」に関する学びを深めよう
【第2回】私たちの教科書・教材づくり①ー教材づくり、はじめの一歩
【第3回】私たちの教科書・教材づくり②ー教材を作って使ってみよう
1回目は、日本語を教える人のための日本語学を学びました。2回目は参加者によるグループワークを行い、日本語教室のコンセプトを考えた上で、シラバスづくりを行いました。3回目は、まず教室のコンセプトに沿って教科書の目次を作った後、目次の中から1つを選び、「どのような表現を使うか。」「この表現は覚えて欲しい。」等の教えたい内容を具体的に考えて、1授業分の教科書を作成しました。研修の最後には、グループごとに作成した教科書のコンセプトやシラバスを発表し、実際に教科書を使って授業を行いました。
<日本語教室・日本語ボランティア研修(中級編)>
【日 程】 10月5日(土)、10月26日(土)、11月2日(土)
【時 間】 10:00~16:00
【場 所】 iichiko総合文化センター 中会議室
【受講対象者】日本語教室で学習指導に従事している方や初級編の研修を受講した方
【受講者】 45名
受講者からは、「深く研修することができました。まだまだ足りないことがたくさんあると実感しました。」「他の地域で頑張っている方がいることが分かって良かったです。」といった感想が聞かれました。