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2021年1月20日(水)インドネシア語トライアル講座(第8回)を開催しました
第8回目の「インドネシア語トライアル講座」の内容についてご紹介したいと思います。
今回は「インドネシアの会社とバリ島版桃太郎?ラーマーヤナ物語 Perusahaan Indonesia dan Kisah Ramayana」 です。
初めに伊藤さん。インドネシアの挨拶のおさらいをして、一人称、二人称、三人称の人称代名詞を学びました。一人称単数の「私」は「saya」といい、英語の「I」「MY」の様に変化しないそうです。その後、インドネシアの会社についてです。勤務時間は週5日の40時間、定年は50~55歳で、日本より退職が早いようです。また転職する人が多く、宗教色がないのが特徴ということです。現地で働いていた伊藤さんならではのお話を聞くことができました。
続いて中野さんから“ラーマーヤナ”のお話。古代インドの大長編叙事詩の一つで、インドだけでなく東南アジアの各国に広まり、多くの人々に愛されている物語です。日本のおとぎ話の“桃太郎”はその影響を受けたという説も。この壮大で複雑な物語を中野さんが準備した相関図を見ながら分かりやすくお話しして頂きました。登場人物の多さに驚かされますが、それにもかかわらず中野さんの語り口に参加者は引き込まれていました。また小ネタとして主人公の“ラーマ王子”はバリでは男らしい人の例えとして使われるようで「ラーマみたいだね!」と言うと喜ばれるという豆知識を得ることができました。
このように「インドネシア語トライアル講座」は語学の基礎を学ぶだけでなく、インドネシアにまつわるエピソードを聞くことができます。
皆様のご参加をお待ちしております♪