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令和5年度 「日本語教室・日本語ボランティア研修」を開催しました
外国人に日本語を教えるボランティアを育成するための研修として、令和2年度から県内を県北、中部、県南、西部、豊肥、東部地域の計6ブロックに分け、順次実施してきました。
今回の研修は、7月2日、9日、30日に大分市の「大分県消費生活・男女共同参画プラザ」で初級者を対象に実施しました。
大分県日本語教育総括コーディネーターである本田 明子 立命館アジア太平洋大学(APU)教授が講師を務め、延べ112名が参加しました。
初日冒頭に、主催者を代表し大分県国際政策課の荻課長が挨拶を行い、今後も増加が予想される外国人住民にとって、日本語学習の場としてだけではない第3の居場所として、地域日本語教室はますます重要となってくる、などのお話がありました。
◎講 師 :本田 明子 立命館アジア太平洋大学教授
(研修内容の概要)
〇回数:3回コース、1回6時間程度
【第1回】多文化社会の現状と日本語ボランティアの役割、外国語としての日本語
【第2回】日本語教育の基礎知識、日本語の教え方①一般的な日本語教科書を使うとき
【第3回】日本語の教え方②生活者の日本語、生活Candoって何?
1回目は講師が全体説明を行い、2回目・3回目で上記のテーマに沿って参加者によるグループワークを行いました。
<日本語教室・日本語ボランティア研修>
【日 程】 7月2日(日)、7月9日(日)、7月30日(日)
【時 間】 10:00~16:00
【場 所】 大分県消費生活・男女共同参画プラザ
【受講対象者】日本語教室・日本語ボランティアに関心のある方
【受講者】 延べ112名
受講者からは、「日本語教師の資格がなくても、ボランティアとして地域に住む外国人の方に何らかのサポートができるような気持ちになった。」「職場にいる外国人の方への伝え方を、自分で良く考えて伝えるようになった。」などの感想がありました。