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令和5年度 「日本語教室・日本語ボランティア研修(中級編)」を開催しました
おおいた国際交流プラザでは、令和2年度より県からの委託を受けて「日本語教室・日本語ボランティア研修」事業を実施しています。
これまでの研修は初級者を対象とした研修でしたが、今回初めて、日本語教室で学習指導に従事している方や既存の日本語ボランティアの方等を対象にした中級研修を10月15日、22日、29日に大分市内で実施しました。
講師は引き続き、本田 明子 立命館アジア太平洋大学(APU)教授が務め、延べ51名の方が受講しました。
初日冒頭には、主催者を代表し県国際政策課の荻課長が挨拶を行い、「より実践的な日本語の教え方を学んでいただき、日本語教室の運営や日本語ボランティアの活動を通じて、外国人に選ばれる大分県づくりにご協力をお願いしたい」とのお話がありました。
◎講 師 :本田 明子 立命館アジア太平洋大学教授
(研修内容の概要)
〇回数:3回コース、1回6時間程度
【第1回】日本語を教える人のための日本語学ー「日本語」と「日本語文法」に関する学びを深めよう
【第2回】私たちの教科書・教材づくり①ー教材づくり、はじめの一歩
【第3回】私たちの教科書・教材づくり②ー教材を作って使ってみよう
1回目は日本語を教える人のための日本語学を学びました。2回目は参加者によるグループワークを行い、地域との連携という観点から日本語教室のコンセプトを考えました。3回目はコンセプトに沿って、グループごとに必要な教材やゲームを準備して1課分の教科書作成に取り組み、最後にその教科書を使って実際にどのような授業ができるかを発表しました。
<日本語教室・日本語ボランティア研修(中級編)>
【日 程】 10月15日(日)、10月22日(日)、10月29日(日)
【時 間】 10:00~16:00
【場 所】 iichiko総合文化センター 中会議室
【受講対象者】日本語教室で学習指導に従事している方や既存の日本語ボランティアの方
【受講者】 延べ51名
受講者からは、「教材作りまで話し合ってやってみて、とてもよい経験になりました。」「経験者の方からたくさんお話が聞けてよかったです。」といった感想が聞かれました。