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国際理解講座①【ガーナ編】を開催しました
6月8日にiichiko総合文化センター 映像小ホーにてJICAデスク大分と共催で「国際理解講座ガーナ編」を開催しました。講師にアンクラ・エリック・タッキー・タイワさん（JICA長期研修員 立命館アジア太平洋大学研究科在籍）を迎えた今年度最初の講座は日英逐次通訳で行われ、33名の方にご参加いただきました。
講座はまず講師の自己紹介から始まり、コートジボワールに次いで世界第2位の生産量を誇り、私達にとって馴染み深いチョコレートの原料カカオ豆について、収穫から発酵、乾燥までの様子を写真と共に紹介します。他にも国旗のデザイン・色を通して紐解くガーナの歴史や現在の様子、黄熱病の研究で有名な野口英世のガーナでの功績について、またジェネリックネームという正式な名前とは別に男女それぞれが生まれた曜日で決まった名前を付ける習慣についてもお話しいただき、参加者はご自身の生まれた曜日を表に書かれた名前に当てはめて楽しんでいました。
今回は講師のみならず通訳の廣松さんもガーナの民族衣装を着て雰囲気作りに一役買っていました。参加者はJICAデスク大分が用意した冠婚葬祭で着る手織りの一枚布：ケンテを手に取って手触りやデザインを確かめ、Made inガーナのチョコレートを試食しました。皆さんは普段慣れ親しんだチョコレートよりも食べ応えのある食感と味の違いを堪能したようです。
質疑応答では参加者が積極的に質問し、答える講師の真摯な姿勢と通訳との息の合ったやりとりで講座に一体感が生まれ、参加者の皆さんのガーナに対する興味や好奇心を満たす盛りだくさんの内容になりました。
