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2019年11月17日（日）「地域日本語学習支援者養成講座（日田地区）」
外国人を対象とする地域での日本語学習を支援するため、３回シリーズで日田市上城内町複合施設AOSEにて支援者養成講座を開催しました。
この講座は、昨年度におおいた国際交流プラザで開催した日本語学習支援者養成講座への参加状況や地域の日本語学習の実情、そして日本語教室関係者と行政等関係団体の要望を踏まえて、日田市と共同で開催することにしたものです。
講座は、先行して開催した外国人総合相談センター研修会と同様に、APU立命館アジア太平洋大学の言語教育センター本田先生を講師として、地域の外国人雇用事 業主・日本語教室講師 ・行政・教育関係者など延べ70人が参加しました。
第１回講座では、日本語の特質（音と標記・語彙等）と外国人が日本語を理解するうえで効果的な「やさしい日本語」の解説がありました。続いて、日本語を教えるためのコースデザインの組立て方と授業の流れ、シラバスの検討、併せて文法と慣 用句の理解について説明がありました。第２回講座では、文型ベースの教え方、特に動詞の活用「て形」の教授法についての解説がありました。第３回講座では、聴講者が事前に提出した質問を踏まえて、小グループに分かれたワークショップを行い、本田先生の解説とまとめで日本語教室の現場に役立つスキルアップを図るものとなりました。
全体を通じて、APUでの学生指導を踏まえた具体的でわかりやすい内容であることから、参加者は熱心に聴講し、グループ討議を行っていました。この講座には、県内他市からの聴講者も参加し開催要望が強いことから、他地区での取組も検討することとしています。
